社交ダンス界に長年貢献 吉江保さんに感謝状

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全日本ダンス協会連合会から受けた感謝状を手に、気持ちを新たにする吉江保さん

長年にわたり社交ダンス界の発展に貢献したとして、岡谷市長地梨久保で南信ダンススクールを主宰する吉江保さん(90)が、公益社団法人全日本ダンス協会連合会(東京)から感謝状を受けた。授与は初めてで、全国で2人のみの受賞となった。70年にわたってダンスを続け、多くの教師を育成してきた人生を振り返るとともに、「生涯現役を目指し、100歳になっても続けたい」と喜びを語った。

吉江さんは1948年から市内の教室で社交ダンスを習い始め、53年に教師の資格を取得した。南信ダンススクールを63年に下諏訪町にオープンした後、市内へ移転。93年から県ダンス教師協会長となり、現在は名誉会長を務めている。講師として、市内外のダンスサークルの依頼も受けている。

社交ダンスの全盛期は80年代。若い世代を中心に60人ほどがスクールに訪れ、ダンスパーティーを開くと、500人近くが集まったという。「若者が嫁さん、婿さん探しを兼ねてダンスを習い、にぎわった」と目を細める。市内の公民館で指導するようになったことから、高齢者層にも愛好者が増えたという。

競技ダンスでは、ワルツやタンゴを踊る「スタンダード」から、ルンバやサンバといった「ラテン」まで指導。教え子たちが全日本ダンス選手権大会の県大会で優勝し、全国大会に出場したことが印象深い。

今でもダンスの練習は毎日欠かさず、音楽に合わせて90分以上取り組む。猛暑の中も休むことなく、「続けないと筋力が衰えてしまう。おかげで足は丈夫」と吉江さん。「社交ダンスは私の人生そのもの。健全な室内の娯楽スポーツとして、いろんな世代に伝えていきたい」。衣装のタキシードを着こなし、背筋を伸ばして語った。

全日本ダンス協会連合会よると、会員は約4000人。

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