2018年08月21日付

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お盆が明けたと思ったら暑さが急に和らぎ、昼間は日差しが強いものの朝夕はひんやりと爽やかで、からっとして過ごしやすくなった。秋の訪れが確実に近づいているようだ▼まだ猛暑が続いていた7月末か8月初めのこと。むっとする空気の中で瞬間的だがさっぱりした風を覚えたり、洗い物などをしている折に心地よかった水の冷たさが少々苦痛になったりした。厳しい暑さがピークを越す予感めいたものだったのかもしれない▼こうしたことは感性の一種なのだと思う。「肌感覚」とでも呼んだらいいだろうか。科学的な根拠は特段ないながら、数値では表せないさまざまなものを受け止める感受性や感覚的能力。大切にしていきたいものである▼長野日報社が19日に行った「小学生夏休み思い出写真新聞づくり」。諏訪地方の児童約20人が父母らと参加した。夏休みの間に撮影した写真を持ち寄り、4~8枚ほどずつを紙面に並べた。海やキャンプで遊んだ光景や、夏祭りで浴衣を着たことやスイカ割りなど楽しかった思い出が満載だ。育てているアサガオに花が咲いたことを喜んだり、お父さんと自転車に乗って出掛けたりした写真も目を引いた▼家族や周りの愛情に包まれながら、体を動かしてたくさん遊び、いろいろな経験を重ねていくことで肌感覚が磨かれると感じる。すべての子どもたちにとって、健やかな感性を育める社会であってほしい。

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