アーク諏訪3階整備事業費 最大17億円負担

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建設工事が進むJR上諏訪駅前の商業棟「アーク諏訪」。諏訪市の公共スペースなどが入る3階部分の整備事業費は市が負担することになっている

諏訪市は、民間主体のJR上諏訪駅前開発で建設が進む商業棟「アーク諏訪」の3階の整備事業費として床購入費を含め最大17億円余を負担する方針を固めた。そのうちの一部で、入居する放送大学の床購入費や市が設置する公共スペースの一部内装工事費など3億8850円を計上した2018年度一般会計補正予算案を27日に開会予定の市議会9月定例会に提出する。

商業棟の発注者は民間会社「諏訪駅前開発」だが、市は公共スペースなどが入る3階の床を同社から購入し、整備する方針を示している。負担の主要部分である公共スペース の床購入費など残りの事業費は市が支払う限度額を13億9100万円とする債務負担行為を設定し、19年度に予算化する方針。残りの内装工事や外構工事などにも充てる。

関連する備品購入費8000万円、駅前のにぎわい創出の機運醸成を図る企画の委託料93万円などを含めると事業費全体は約17億8000万円に上る見込み。

整備事業費の積算の妥当性を担保するため、市は、「諏訪駅前開発」と協議した市の負担額と、市が同規模の施設を設置した場合の積算金額を比較する照査業務を日本建築積算協会(東京)に委託している。市駅前開発準備室は「現在照査中だが、市の負担額が限度額を上回ることはない」としている。

今回の補正予算案では、財源の一部として国の地方創生推進交付金7000万円を計上した。別の国の補助メニューの獲得も目指して申請している。

公共スペース(2500平方メートル余)は来年5月、放送大学(400平方メートル余)は同4月に開所する予定。市は当初、公共スペース部分は賃借で入居する考えを示していたが、昨年4月の市議会全員協議会で「予想される賃貸料と市の財政を総合的に判断した」とし、買い取る方針を示していた。

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