理系女子に諏訪PR 応援事業で製造業見学

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ミクロ発條の工場でばねの製造工程を見学する学生たち

諏訪市は22日、技術者や研究者などを目指す首都圏の女子学生の市内企業への就職を促す「リケジョ(理系女子)雇用応援事業」を市内で行い、学生が製造業3社を見学した。2年目の今年は継続の東京工業大、東京理科大、工学院大に、東京電機大(いずれも東京)を新たに加えた4大学の学生を受け入れるなど事業を拡充した。21~23日の2泊3日で訪れ、ものづくり企業が集積し、自然に恵まれた諏訪を体感している。

企業訪問などを通して同市を身近に感じてもらい就職で呼び込み、定住による人口増を視野に入れている。今回は大学生、大学院生の計34人が参加している。

企業訪問ではミクロ発條、ライト光機製作所、共進を見学した。精密ばね製造のミクロ発條では、小島拓也社長が「ものづくりで世界の人々を幸せにしたい」との経営理念を紹介。「メイド・イン・SUWAにこだわり、トップレベルのものづくりをしたい」とアピールした。

学生は、ばねの製造現場を見て回り、従業員の説明を熱心に聞いた。微小のばねが出来上がる工程を見て「粉みたい」と目を丸くした。

ロボットについて学んでいる東京電機大3年の大島祐未さん(20)は「熱処理など大学で学んでいることが生かせる会社があると分かった。(満員電車など)都内は通勤が大変なので地方での就職も考えたい」。東京理科大1年の網圭子さん(18)は「製造業の企業がこんなに多いとは知らなかった。現場で何を作っているか見られてよかった」と話した。

同日午後は諏訪湖周でサイクリングをしたり、立石公園を訪問したりした。21日は市内4社の企業概要の説明を聞き、セイコーエプソンのものづくり歴史館を見学した。市商工課は「就職活動の中で諏訪のことを思い出してもらい、就職先の選択肢に入れてもらえれば」と期待を込めた。

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