2018年8月24日付

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今年の夏は、いつになく局地的大雨(ゲリラ豪雨)が多発しているように思える。テレビのニュースや天気予報でも、連日のごとく全国各地の局地的大雨について報道され、時に熱帯地方特有の「スコール」ではないかと思える強烈な雨が降り、傘など何の役にも立たないほどだった▼最近「記録的短時間大雨情報」という気象用語をよく耳にする。それだけ局地的な大雨が増えたからなのだろう。短時間の局地的大雨は、大量の雨水を処理できない中小河川や雨水排水施設の氾濫、道路のアンダーパスの浸水などを引き起こすので注意が必要だ▼「近くが大雨でも自分の居る場所は降っていないから大丈夫」というのは甘い考え。中小河川では上流部で降った大量の雨水が一気に押し寄せ下流部で氾濫する危険性がある。昨年、茅野市上原であった水害も同様の原因によるものとみられている▼気象庁によると、大雨頻度は全国各地で増加し、1時間50ミリ以上の激しい雨はここ30年で1・3倍に、80ミリ以上の猛烈な雨は1・7倍に増えているという。県内での発生も年間100回を超えるという▼IPCC(気象変動に関する政府間パネル)では、長期的に地球規模で降水量は増加し、極端な高温、熱波、大雨の頻度は引き続き増加する可能性が非常に高いと警鐘を鳴らす。台風や長雨だけでなく、突然訪れる局地的な大雨にも警戒しなければならないようだ。

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