駒ケ根ビューホテル四季 事業譲渡を正式決定

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駒ケ根市の第三セクター駒ケ根観光開発が運営する駒ケ根ビューホテル四季(同市北割一区)の事業譲渡に向け、市は19日に開いた市議会臨時会に、市が所有するホテルの土地の処分に関する議案を提出し、可決された。赤字経営が続く同社の解散を視野に入れた対応で、すでに売却が決まっている建物と併せて、土地はホテル経営を手掛ける三河湾リゾート・リンクス(愛知県岡崎市)に売却する。事業譲渡が正式決定したことにより、今後、同社の清算に向けた手続きが本格化する。

事業譲渡は市が2014年度から検討してきた「第三セクター等改革推進債」(三セク債)の活用による駒ケ根観光開発の抜本的改革の一環。債務超過に陥っている同社の清算に向け、市はホテル事業を引き継ぐ事業者を公募し、譲渡先が決まった。

売却額は同社所有の建物などが5840万円(税別)、市所有の土地(約1万2570平方メートル)が2560万円。市によると新たな運営会社では、ホテルの別館部分をモダンな和風旅館に改修し、ブライダル事業も積極的に展開する意向という。

同社清算後の債務は、市が三セク債を活用して損失補償する方針。同日開いた市議会総務委員会で、市側は「昨年度決算では負債が約5億5000万円ある。会社の清算はこれからなので、確定した額を借り入れて返済することになる」との見通しを示した。

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