こうのとり7号機  無事な打ち上げ祈願

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安全を祈願する伸和コントロールズの幸島社長

伊那市高遠町の精密機械メーカー、伸和コントロールズ長野事業所(本社・神奈川県、幸島宏邦社長)は27日、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給機「こうのとり」7号機の打ち上げ(9月11日予定)を前に、7号機の小型回収カプセルに搭載されている同社のストレート型直動電磁弁の同型製品を、”気の寺”として知られる同市高遠町荊口の弘妙寺に奉納した。幸島社長ら関係者が、「こうのとり」を載せるロケットの無事な打ち上げとカプセルの帰還を祈願した。

こうのとりは打ち上げ後、ISSにドッキングし補給物資を移送。ISSで不要となった廃棄物品を回収する。また今回は初めてISSで行った宇宙実験のサンプルを小型回収カプセルに入れて、地球に帰還する。同社の電磁弁はカプセルに9本搭載され、8本が大気圏突入時にガスを噴射してカプセルの姿勢を制御。1本がカプセルを地表に到達させるためのパラシュートを開くガスを噴射する。

奉納祈願祭には同社関係者13人が参列。田中勲雄住職の読経に続き、同型製品が納められた祭壇に焼香し、ロケットの無事な打ち上げとカプセルの帰還を祈った。

幸島社長(77)は「初めての国家プロジェクトに貢献できてうれしく、誇りに思っている。搭載される製品は高遠町の長野事業所で生産されており、なにかの縁。社員の夢を乗せてロケットが高く遠くへ飛び、無事に帰ってきてほしい」と話していた。

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