茅野署がシニア被害防止教室 諏理大生も協力

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諏訪東京理科大生も協力した高齢者対象の地域安全教室

茅野署は8月31日、高齢者向けの地域安全教室「シニア被害防止教室」を同署で開いた。高齢者ら約40人が、署員から詐欺被害や交通事故の防止の指導を受け、自身の生活に照らし合わせた安全対策を改めて考えた。諏訪東京理科大生も「県警大学生ボランティア」として協力参加した。

教室では、署員が制作した映像を使い、特殊詐欺への注意、夜間歩行時の反射材使用などを呼び掛けた。住民の安全安心を守る八ケ岳生まれのヒーロー「エイトセイバー」によるエクササイズ、署員が作詞作曲した被害防止ソングの披露もあった。

教室後は体験型交通安全教育も実施。認知、判断、動作の各能力を診断する「点灯くん」、状況に応じた道路横断を体験する「わたりジョーズ君」、映し出される映像を見ながら自転車を操作する「自転車シミュレータ」などを体験。それぞれの問題点や弱点を理解した。

同市本町の高齢者クラブ「百寿会」の小尾光功会長(76)は「年齢とともに体も衰え、動きも昔とは違ってきている。自分で考えている以上に運動能力が低下していることを自覚した上で、さらに安全に気を配る必要がある」と話していた。

体験補助などで協力した理科大生5人は、いずれも工学部で自動車安全工学などを学ぶ4年生。大学ゼミでは、道路の問題点などを調べるために事故現場を三次元(3D)で再現する技術などを研究しているという。原昌幹さん(22)は「ゼミでの研究を後輩が継続し、将来的には高齢者らを事故から守るための技術が完成し、全国に普及していけば」と話した。

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