「孤軍高遠城」子ども熱演 城下まつり

LINEで送る
Pocket

孤軍高遠城を披露する高遠北小の児童(上)と高遠小の児童(下)

秋の訪れを告げる伊那市高遠町の高遠城下まつり(実行委員会主催)は1日、町中心部の本通りを歩行者天国にして開いた。子どもたちが孤軍高遠城や高遠太鼓、高遠ばやしなどの伝統芸能を披露。高遠にゆかりのある地域の郷土芸能も繰り広げられた。市は、「絵島生島事件」の縁で友好関係にある東京都三宅村にタカトオコヒガンザクラの苗木を再度贈ることを決め、開会式で白鳥孝市長が櫻田昭正村長に目録を手渡した。

高遠中学校と高遠太鼓保存会による勇壮な太鼓演奏で幕開け。高遠北小、高遠小の児童がそれぞれ、通りやステージで孤軍高遠城を披露。高校生以下を対象にした初めての企画「お楽しみ抽選会」もあり、「おまつり広場」となった仲町駐車場の周辺はにぎわいを見せた。

信州高遠藩鉄砲隊の演武や高遠小おはやしクラブの高遠ばやしも。メインの一つ「町民踊り」を経て、夜空を彩る花火大会で締めくくった。

三宅村は、1970(昭和45)年から旧高遠町と友好関係にあり、高遠町時代にタカトオコヒガンザクラが贈られている。絵島生島事件で流罪となった生島新五郎の墓地に植樹されたが、潮風や雄山噴火の影響で消失した。市では今秋に3本の苗木を贈ることにしている。

櫻田村長は「全国的に知られる高遠の桜。噴火後、見晴らしのいい場所に移した墓地や、島を代表する児童公園に植樹し、伊那市や高遠との関係とともに大事にしていきたい」と話していた。

おすすめ情報

PAGE TOP