2018年09月03日付

LINEで送る
Pocket

義理の母が作る漬物を広めたい…。規格外の果実を活用したい…。そんな目的を持った人たちが集まっていた。6次産業を学ぶ農産加工講座が伊那商工会議所の主催で始まった。リニア中央新幹線の開通に向け、地域資源の掘り起こしや新商品開発を支援する取り組みだ▼いわゆる第2次産業、第3次産業が主体の商工会議所が開く農産加工講座とはどんなものか。そんな興味で会場をのぞいた。平日で午前中の講座にもかかわらず、募集の3倍を超える人たちが集まっていたのには驚いた▼野菜や果物の生産者、観光客向けに果樹園を営む農家、コメ生産を主体とした農事組合法人の代表者の姿も見える。商店街の人、プロデュースや販売を手掛ける人、個人的な関心で参加した人もいた。何かが始まりそうな感じがした▼地域内でとれたものを原材料に使い、その地域の人たちが地域の技術で作ったものを地域外に販売することができれば地域経済にはプラスになる。昔から地場産業という言い方をされてきたが、そこまで大規模でなくても、異業種連携で6次産業化はできるかもしれない▼アイデアだけでなく、ちゃんと作れて、ちゃんと売れる人の育成を目指しているという。そして交流。あるべき姿として、一事業者が全てを一貫して行うのではなく、連携して取り組むべきだとも教えていた。日ごろの働き方への提言にも聞こえてきて、はっとした。

おすすめ情報

PAGE TOP