大きくなった木見に来たい 中学生がカエデ植樹

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蓼科山と白樺湖を望む丘の斜面にカエデの苗木を植える茅野北部中の生徒

蓼科山と白樺湖を望む丘の斜面にカエデの苗木を植える茅野北部中の生徒

秋の白樺湖畔を彩り、魅力ある観光地づくりにつなげようと、白樺湖景観美化推進委員会(北澤澤登委員長)の役員10人と茅野市北部中学校3年生60人が20日、協働で整備を進めてきた湖西側にある丘の斜面にカエデ60本を植えた。

白樺湖自治会と柏原財産区、池の平土地改良区でつくる同委員会が2010年から進める景観づくり事業の一環。今年度は、県の地域発元気づくり支援金を活用した「白樺湖紅葉いっぱい運動」で湖畔や丘の斜面に計160本のカエデを植える計画だ。

北部中生の参加は4年目。毎年3年生が湖周のビューポイントに置く木製ベンチの製作や樹木の枝打ち、搬出に取り組んできた。今年度は、自然から学ぶ総合的な学習で3学年4クラスのうち2クラスが参加。2人1組になってシャベルで穴を掘り、高さ1・5メートルほどのカエデの苗木を植えていった。

蓼科山と白樺湖を望む丘の上では、農業用温水ため池として造られた白樺湖の歴史や役割を、同委員会の両角良久企画部会長(57)が生徒たちに説明。生徒は「この丘に登ったのは初めて。湖がすごいきれい。大人になったら、大きくなった木を友だちと見に来たい」と話していた。

景観づくり事業は「流れる雲の影が草原に映る高原の原風景」(両角部会長)を取り戻すのが目的で、シラカバを残した間伐や木製ベンチの設置、草刈りなどを進めている。中学生が植えたカエデは10年後に丘を赤く染めるという。

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