広がる棚田 酒米田植え 中川の飯沼

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飯沼農業活性化研究会が管理する棚田で酒米品種「美山錦」の苗を植える参加者

飯沼農業活性化研究会が管理する棚田で酒米品種「美山錦」の苗を植える参加者

中川村大草飯沼の棚田で21日、同村の酒造会社、米澤酒造が特別純米酒「今錦おたまじゃくし」の原料にする酒米「美山錦」の田植えがあった。地元住民や今錦を愛飲する消費者ら約50人が参加。棚田を管理する飯沼農業活性化研究会の案内で棚田11枚、計50アールに苗を植えた。

農地の荒廃を防ぎ、景観を保全する目的で毎年行い、13年目。棚田は天竜川東側の河岸段丘に広がり、参加者は濃い緑色に育った苗を手際良く代かきを済ませた水田へ手植えした。今後、研究会が水田を管理し、9月には稲刈りをする。昨年は酒米約2460キロを収穫している。

研究会の倉澤義一会長(77)は「今年は栽培方法を工夫し、昨年より収量を増やしたい」と意気軒高。米澤酒造の松下一成常務(47)は同社の純米大吟醸酒が今年の全国新酒鑑評会で入選したことを報告し、「飯沼の皆さんの心意気をくんで品質の高い酒を作りたい」と話した。

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