台風21号諏訪地方にも爪痕 倒木や崩落

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長靴置き場の波板屋根や木の支柱が突風で飛ばされ、片付けに追われる八ケ岳中央農業実践大学校の職員ら=5日、原村

4日夜、県内最接近した台風21号は5日朝、日本海北部で温帯低気圧に変わった。諏訪地方では4日午後から雨、風が強まり、一部地域で停電が続き、各地で倒木などの被害が相次いだ。倒木や法面崩落などで県道が全面通行止めになり、交通網にも支障が出た。

長野地方気象台によると、諏訪の総雨量は降り始めの4日午後1時から、降り終わりの5日午前6時までで75.5ミリ。4日の最大瞬間風速は午後7時52分に20.9メートル、5日は午後3時12分に12.1メートルをそれぞれ記録した。

諏訪市では南真志野にある善光寺の山門(市有形文化財)の銅板ぶきの屋根の一部が吹き飛んだ。市教育委員会によると、縦2メートル、横5メートルほどにわたり剥がれた。

富士見町では5日、停電の影響で小学校1校を休校にした。そのほか、諏訪地方では道路脇や公園内などにある木が強風により多数倒れる被害があった。

県諏訪建設事務所のまとめだと、茅野市の県道上槻木矢ケ崎線、下諏訪町の県道霧ケ峰東餅屋線、諏訪市の県道諏訪辰野線と県道諏訪白樺湖小諸線でそれぞれ倒木、法面崩落により全面通行止めになった。5日午後7時現在で県道上槻木矢ケ崎線以外は全て解除になっている。

中部電力長野支店によると4、5の両日は諏訪地方でも多数の世帯で停電が発生し、5日午後6時現在で県内では約7240世帯が停電している。

JR東日本長野支社では5日、飯田線の倒木の影響で、中央東線の茅野-辰野間、岡谷-辰野間で上下線計4本の普通列車を区間運休した。

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