高遠城址もみじ祭りチラシ 高校生提案で刷新

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高遠高校生の提案を取り入れ刷新された「高遠城址もみじ祭り」のチラシ

伊那市観光協会は、「第17回高遠城址もみじ祭り」(10月27日~11月4日、同祭り実行委員会主催)のチラシ裏面に掲載する公園案内図のイラストを、初めて大幅に刷新した。学習で高遠城址公園の福祉マップ作りに取り組んでいる高遠高校福祉コース3年生(担当・宮澤薫教諭、15人)が改訂を提案。官学協働の取り組みで、障がい者や高齢者にも優しいチラシに仕上がった。

高校生たちは昨秋、車椅子に乗ったり、高齢者の感覚 を体感できるキットを使った りと、高齢者や障がい者の立場になって公園内を散策。支障とな る場所を調査し、マップにして校内で 発表。学習成果をもみじ祭りのチラシに生かせないかと昨年末、市観光協会に提案した。

「文字や地図が小さくて見にくい」「車椅子の入り口が書かれていない」など提案は6項目。チラシ作りに入る5月ごろから同協会と協議を重ねた。新しいチラシではイベントの写真をなくして、地図を拡大し簡略化。地図内の文字を大きくし、車椅子の入り口も明記した。

福祉コース3年の溝口太陽さん(17)は「提案を受け入れてくれてうれしい。障がい者や高齢者が地図を見て、また高遠城址公園を訪れてみたいと思ってもらえたら」と笑顔で話した。同協会の小松純子さんは「大人が考え付かなかったアドバイスでありがたい。障がい者や高齢者にも優しいチラシで、さらに観光振興につなげたい」と感謝した。

協会では新しいチラシを3万部印刷し、市内の公共施設やコンビニ、スーパー、県観光案内所、高遠町と関係が深い新宿区役所などに置く予定だ。

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