永明小中学校建て替え 検討委が提言書

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永明小中学校建設検討案2

茅野市のJR茅野駅近くに集積する永明小学校と永明中学校の建て替えや、公共施設と道路のあり方を検討してきた「永明小学校永明中学校等建設検討委員会」(矢崎敏臣委員長)は7日夜、市役所で最終会合を開き、提言書をまとめた。小中学校を分断する現道を西側に移設拡幅し、一体的な小中学校敷地を確保する案が「実現性が高い」と指摘。さらに、周回道路整備で小中学校と周辺公共施設の敷地を一体化する“第4案”の検討を促した。19日に市長に提出する予定。

検討委は5月29日に発足。学区内の市民39人で構成し、地元市議6人が相談役に就いた。市が示した(1)現道拡幅 (2)学校用地西側への道路整備 (3)土地区画整理による学校周辺の面的整備―の三つの検討案について話し合い、提言書をまとめた。全体会は6グループの討議を中心に5回、各団体代表者12人でつくる幹事会を3回開いた。

提言書は各案のメリットとデメリットを提示したうえで、(2)の優位性を「道路東側に一体的な小中学校敷地を確保することができ、ちの地区コミュニティセンター(CC)など周辺公共施設へのアクセスや、茅野駅・茅野市民館方面から小中学校へのアクセスが 向上するメリットがあり、実現性が高い」と記した。

一方、(2)は「道路で小中学校と周辺公共施設が分断される」と指摘。課題解消に向けた発展型の“第4案”として、小中学校と周辺公共施設の敷地を周回する道路の整備で「学園都市としての整備が期待できる」と提案した。

隣接するちの地区CC・家庭教育センターについては▽小中学校と一体的な駐車場の整備▽小中学校との連携▽小中学校内への機能移転も視野に入れ、建物撤去による学校建て替え用地確保―の検討を促した。練成館は小中学校体育館または総合体育館への移転検討を促し、ちの保育園と小中学校の連携を考えた学校や道路の配置、災害時の安全面への配慮も求めた。

最終会合で、相談役から地権者への丁寧な説明を求める意見が出た。矢崎委員長は「提言書は中間的な意味合い。引き続き学校のあるべき姿についてご意見をいただきたい」と協力を呼び掛けた。

市は10月から基本構想の策定に着手。 検討委のメンバーを中心に策定委員会(仮称)を発足させ、来年3月策定に向け小中学校の機能や規模、施設内容、予算の協議する。市は道路や公共施設など周辺整備の検討も進める。小中学校の建て替え整備は2019年度の着工を目指している。

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