現代染色の若手作家が作品展 信州高遠美術館

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信州高遠美術館で開かれている若手アーティスト5人による作品展「現代染色の世界」

伊那市の信州高遠美術館で、若手アーティスト5人による作品展「現代染色の世界」が開かれている。同じ染色作品でありながら、作家それぞれに手法やモチーフ、表現方法が違う14点を展示。若手作家のみずみずしい感性が光り、多くの来場者が訪れている。10月21日まで。

若手芸術家の育成や応援、作品発表の場に―と同館が毎年企画し、今年で4年目。今回は大竹夏紀さん(36)=ろうけつ染め、群馬県出身=、樫尾聡美さん(32)=シルクスクリーン、愛知県出身=、安達大悟さん(33)=板締め絞り、愛知県出身=、小倉和さん(28)=ろうけつ染め、大阪府出身=、藤沢まゆさん(31)=筒描き、高遠町出身=が出品した。

展示は独自のアイドル像を染色で描いたり、江戸時代の技法を現代風に仕上げたりするなど、染色芸術の世界に新たな息吹を吹き込む意欲作が並ぶ。

藤沢さんは小さいろうと状の筒から染色液を絞り出して、ストーリー性のある動植物や自然を淡い色調で表現。自作の詩も添え、染め物と詩で一つの作品にした。「高遠での幼少体験が作品の根底にある。染め物という古くからある芸術の世界にも、新しい感性を持つ若い作家が大勢いることを知ってほしい」と話している。

入館料は高校生以上500円、小中学生150円。開館時間は午前9時~午後5時。毎週火曜日と19、26日、10月10日は休館。15日、10月20日には染色のワークショップ(1000円)も行う。問い合わせは同館(電話0265・94・3666)へ。

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