有賀さん夫妻で”203歳” 諏訪市祝賀訪問

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敬老祝賀訪問で笑顔を見せる有賀清晴さん(右)とさわ江さん夫妻

「敬老の日」を前に諏訪市は12日、今年度の男女最高齢者や100歳、99歳になる人の自宅や入所施設を訪ねる敬老祝賀訪問をした。金子ゆかり市長らが、男性最高齢の有賀清晴さん(103)と来年3月に100歳を迎える、さわ江さん(99)=小川=夫妻の自宅などを訪れて長寿を祝った。

小川出身の清晴さんは1941年、同市南真志野出身のさわ江さんと結婚した。太平洋戦争で旧満州(中国東北部)に出征し、戦後はシベリア抑留を2年経験。肺の病気を患い、47年に帰国した。当時を振り返り「同じ部隊の人はほぼ全滅した。亡くなった人の命をもらって生きているようなもの」と目頭を押さえた。金子市長は「つらい思いをされたと思う。経験を若い人に伝えてほしい」と話した。

清晴さんは漁業や農業に従事し、諏訪湖でワカサギやフナ、コイなどを取った。漁は99歳まで続けた。室内での軽い運動が長寿の秘訣という。

子どもが3人おり、三女の節子さん(66)らと同居し、市内のデイサービスに通っている。夫婦共に100歳を超え、清晴さんは「想像していなかった。周囲の皆さんのおかげでうれしい」と笑顔を見せた。さわ江さんは「皆さまのおかげ。ありがとうございます」と感謝した。金子市長は「2人そろってのご長寿、おめでとうございます」と祝福した。

市は、100歳の17人には祝い品、99歳の26人には祝い状と祝い金2万円、88歳の299人には祝い金1万円を贈呈。男女最高齢者には同市の画家、原田泰治さんの風景画(複製)や直筆の色紙が贈られた。

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