MTB専用コース整備 みはらしファーム近く

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整備を終えたコースを試走する宮坂さん(手前)と名取さん

伊那市西箕輪地域協議会は、地区内にある「はびろ農業公園みはらしファーム」近くの民有林で、初・中級者向けのマウンテンバイク(MTB)専用コースの整備を始めた。全長約4キロの周回コースで、MTBに精通する市の地域おこし協力隊員らがコース設計し、自ら造成も手掛ける。11月末の完工、来春オープンを目指して、期待を広げながら汗を流している。

地域おこし協力隊員で地域協議会のメンバーでもある宮坂啓介さん(33)と、同市長谷、高遠町でMTBガイドツアーを運営する「トレイルカッター」代表の名取将さん(42)が力を合わせて、8月20日に着工した。

みはらしファームを発着点とし、高低差は約100メートル。登り、下りがほぼ同距離のバランスの取れたレイアウトで、宮坂さんらは「MTB専用コースは伊那谷では初めて。蛇行した設計で無理なく登りも楽しめる全国でも珍しいコースになる」と胸を張る。

道幅1メートル程度で、自然の形状は維持。カラマツ、ヒノキ、サワラ、アカマツなどの木々に囲まれたコースに、協議会マウンテンバイク部会長の清水芳利さん(70)は「MTBで森林浴も楽しめる。集客力が高まると期待している」と整備を見守る。

同協議会は、自然やみはらしファームなど地域の豊かな資源を生かして活性化につなげようと、「西箕輪山麓マウンテンバイクフィールドプロジェクト」を今年度から始動した。

県の元気づくり支援金や市の助成も受けて、初年度は400万円の事業費で初・中級者向けコースなどを整備している。来年度以降も標高1200メートルにある経ケ岳自然植物園近くに上級者コース、長距離が楽しめる広域コースなども整える計画。大会や講習会などの開催も考えている。

初・中級者向けのコースは有料制を検討しており、MTBの貸し出しなども行う予定。親子連れや観光客ら幅広い人にMTBの魅力と西箕輪の自然を楽しんでもらおうと構想しており、競技歴や長年のメカニック経験もある宮坂さんは「自然の中で遊ぶ空気を感じてもらえるコースになれば」と話す。

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