県工芸美術展が開幕 かんてんぱぱホール

LINEで送る
Pocket

多彩なジャンルの立体作品が並んだ県工芸美術展

第10回県工芸美術展(県工芸美術会主催、長野日報社など共催)が14日、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開幕した。県内の68人が応募した立体造形作品など111点を展示。約40部門にわたる多彩なジャンルの作品が並び、多くの来場者を楽しませている。19日まで。

工芸美術の新人作品発表の場に―と開き、10回の節目を迎えた。今回は20~80代の作家が未発表作品を応募。木彫や染色のほか、ひょうたん細工、パン粘土の出品もあり、これまでにない新しいジャンルの表現技法が並んだ。

最高賞の同会会長賞は、小穴敬三さん=松本市=の木彫「夢・たより」。1メートル四方の木版に2羽の水鳥を彫り出し、小さな丸を連ねて水面に広がる波紋を表現した。長野日報社賞の福澤緋沙子さん=伊那市=の作品は2枚の織物で作られた「衝立」。子どもに着させる祝着を細く裂いてモミジ散る秋模様の反物に織り直し、衝立に仕立てた。

木村万岳会長(80)は「今回は例年にも増して力作・意欲作が集まった。工芸美術の将来に向け、若手作家を育てる発表、活躍の場にしたい」と話していた。

会場では10回を記念し、出品作家による小品販売も行っている。入場無料。開場時間は午前9時~午後5時(最終日は午後4時まで)。問い合わせは同ホール(電話0265・78・5107)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP