マツタケ豊作に期待 後山地区で収穫始まる

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1カ所にまとまって生えるマツタケ

秋の味覚、マツタケの産地として知られる諏訪市湖南後山地区で収穫が始まった。夏の厳しい暑さの影響が心配されたが、今年は例年よりも1週間ほど生育が早いという。昨年は例年の1割も満たない極端な不作となっただけに地元住民の今季の豊作に寄せる期待は大きい。

同地区でマツタケ料理の「松茸山荘」を営む遠藤猶善さん(68)は14日、隣人と共に地区内のアカマツ林に入った。50年近い経験を持つ遠藤さんは「シロ」と呼ばれる、マツタケが生える可能性が高い場所を見て回り、湿った落ち葉を持ち上げて地面から頭を出すマツタケを数カ所で見つけた。この日収穫のうち大きなものは長さ約15センチ。10本のマツタケが1カ所にまとまって頭を出している場所もあり「これは珍しい。3、4年に1度見られるかどうか」と驚いていた。

今夏は厳しい暑さが続いたが、9月に入ると雨の日や涼しい日が多く、生育環境は整いつつある。遠藤さんは7日から収穫を始めた。昨年は不作で営業できなかったが、今年は22日に開店する予定で、すでに常連客からの予約を受けている。すき焼き、焼きマツタケ、土瓶蒸し、茶わん蒸しなど地元で採れたマツタケづくしの料理を心待ちにするファンも多い。「楽しみにしてくれているお客さんのためにも今年の豊作に期待したい」と話している。

マツタケ料理は予約が必要。問い合わせは同店(電話0266・58・8283)へ。

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