高遠文学賞を創設 ブックフェス実行委が宣言

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文学賞の創設を宣言する高遠ブックフェス実行委員会の遠藤委員長

伊那市高遠町で本との出合いや町歩きを楽しむイベント「高遠ブックフェスティバル」を開催している同実行委員会はイベント初日の15日、同市西高遠の江戸時代の武家屋敷・北原読書楼で、「高遠文学賞(仮称)」の創設を宣言した。遠藤覚実行委員長が会見を開き、創設の経緯などを説明した。

同フェスは、高遠町住民有志でつくる「本の町高遠プロジェクト」のメンバーが実行委員会を組織し、本を主体とした地域おこしを目的に毎年開いている。今年で10回目の節目を迎えた。文学賞の創設は歴史・文化の薫り漂う「高遠」から、地方文学賞の在り方を住民主導で考え、高遠の魅力や読書の素晴らしさを発信したい―と企画した。

高遠文学賞はプロ・アマ問わず全国から公募する。題材は「高遠にちなんだ作品」で、ジャンルは小説、エッセー、詩など。400字詰め原稿用紙5~20枚程度の短編作品で未発表に限る。審査員や副賞、応募方法などは今後決定し、10月末をめどに公表、公募を始める。発表は来年のフェス内を予定。受賞作はフェスにも協力している手作り製本業の美篶堂伊那工場(同市美篶)から出版される。

遠藤実行委員長(59)は「短編なので、中高生など若い人たちの応募にも期待したい。文学賞をフェスの新機軸と位置付け、若者の作品発表の場になり、文化の薫り漂う高遠の魅力を全国に発信していきたい」と話した。

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