児童と「安心の家」不審者対応訓練 岡谷

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不審者を想定して「こどもを守る安心の家」で通報をする児童と寄り添う店主

岡谷署は19日、岡谷市内の通学路にある「こどもを守る安心の家」で、不審者に備えた訓練を行った。新潟市の女児殺害事件を受けて政府がまとめた通学路の安全強化策「登下校防犯プラン」に基づき、地域の連携強化を図ろうと、市内で初めて実施。岡谷田中小学校の6年生約45人と安心の家に加わる美容室の店主が参加し、身の守り方や迅速な対応を学んだ。

安心の家は危険が迫り、助けを求める子どもを保護する民家や商店。市内には300カ所あり、専用のプレートなどを掲げている。

この日は、同市田中町の美容室バンで行った。代表児童が2人1組で通学路を歩くと、不審者に扮した署員が「チョコレートを食べないか」と声を掛ける流れ。子どもたちはつかまれた腕を振り払ったり、携帯する防犯ブザーを鳴らしたりしながら駆け込んだ。店主の名和すわ子さん(69)は扉の鍵を掛けてから110番通報し、子どもに寄り添うなどして対応。参加者は不審者の服装や体形、逃走した方向に注意することなどを学んだ。

署員に不審者の特徴を説明した村山奈央さん(11)は「緊張したけれど、不審者を見たら落ち着いて行動できると思う」。名和さんは「単なる見守りではなく、対応できるようにしなければ」と話していた。

同署生活安全課の大内剛課長は「大人は子どもを落ち着かせ、児童は不審者に遭ったことをまず伝えてほしい」としている。今後は、他の小学校や商店でも行う予定。

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