飯島駅前で来月 最後の「お陣屋あんどん市」

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今年で最後となる「お陣屋あんどん市」をPRする実行委員会のメンバー

台風12号の接近に伴い今夏(7月28日)の開催を見合わせた飯島町の夏祭り「第25回お陣屋あんどん市」(実行委員会主催)が10月27日、同町のJR飯田線飯島駅前広小路を会場に開かれる。夏の風物詩として親しまれてきたイベントは実行委員の高齢化や資金面の課題から今年で最後。恒例の代官行列には同町に信州初の県「伊那県」の県庁が置かれてから150年を記念して阿部守一知事が参加予定といい、にぎやかな祭りで有終の美を飾る。

「お陣屋あんどん市」は駅前の中心商店街にあんどんを並べて江戸風情を楽しむ祭り。第15回から夏場の開催に移行し、恒例の代官行列をはじめ大型時代劇や音楽パフォーマンスなど楽しい催しを繰り広げてきた。

実行委メンバーの高齢化や助成金に依存する資金面での厳しさを理由に終了を決めた今年は当初、7月に最後の祭りを計画していたが、台風接近のために開催を見合わせた。実行委は「最後が中止では寂しい。ちゃんと締めくくろう」と再度祭りの準備に取り組み、秋の開催にこぎつけた。

会場では例年通り、和太鼓の演奏や子どもじゃんけん大会、音楽パフォーマンス、軽トラ市(荷ぐるま市)などを実施。代官行列では1868(慶応4)年、初代の知県事(現在の県知事)の北小路俊昌が、代官役所に置かれた県庁に着任した史実に基づき、阿部知事が新政府側の知県事、下平洋一町長が幕府側の代官役を務める予定だ。

小林哲雄実行委員長(58)は「会場に来てくれる人たちに喜んでもらえるような祭りで最後を締めくくりたい。阿部知事にも祭りを盛り上げてもらえたら」と期待している。

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