“長谷愛”で企画立案 いなたびスクール開講

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リディラバスタッフの助言を受けながら、ツアー企画のアイデアを打ち込む参加者=伊那市創造館

県と伊那市は19日夜、「いなたびスクール・長谷編」を全3回の日程で開講した。同市長谷地区に関わる人たちが生徒となり、地元ならではの視点や、それぞれが抱く“長谷愛”を生かし、都市住民を対象にした交流体験ツアーを企画立案。うち一つを12月に催行し、地域振興につなげようという試みだ。旅行業者リディラバ(東京)の助言を受けながら、4人の生徒が企画づくりに乗り出した。

地域振興と人材育成を目的とした教室。住民が企画づくりから催行までのノウハウを習得することで、ツアー企画の自発的な造成や持続的な実施につなげる狙いがある。

初回は市創造館で行い、同社が「たびスクール」の先進事例を紹介し、今後の流れを説明した。「伊那市および長谷地区にいい変化をもたらすために実施するツアー。長谷をどうしたいか、自分がどんなことをしたいかを考えてほしい」と述べ、企画づくりに向けてまずは目標や理想の姿を設定するよう求めた。

4人がそれぞれ考えた企画は公開し、反響が大きかったツアーを行う予定。採用されなかった人も、選定企画を盛り上げるために協力する。

生徒の1人で、長谷溝口の住民有志でつくる「溝口未来プロジェクト」の高橋光治さん(66)は、炭焼き窯跡などを自力で巡ってもらう「奥山散歩」のアイデアを披露。長谷中卒業生の羽場友理枝さん(30)=同市美篶=は「少子化や過疎化を心配しながら進学した。長谷のために貢献したい」と意欲を見せていた。

次回は今月28日に、最終回は10月12日に、いずれも長谷総合支所で午後6時半~9時に開く。自由に見学できる。

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