2016年05月24日付

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高校の部活でバドミントンをしている息子の試合の観戦に行った。自分には競技経験がないのでルールもよく知らないのだが、見ているうちにぐいぐいと引き込まれた。ネットを挟んでの目まぐるしい攻防。なんとも激しいスポーツだ▼水鳥の羽根が使われているというシャトルは、動きが独特だ。一流選手のスマッシュともなると時速400キロを超えることもあるというから驚く。これが空気抵抗などで急減速する。緩急を使い分けたショットやフットワーク、対戦相手との駆け引きが見どころだ▼もう一つの理由で羽球に興味を持った。世界で活躍する大町市出身の奥原希望さん(21)の存在だ。昨年12月のスーパーシリーズ・ファイナルで日本勢初優勝を飾ると、3月の全英オープンも制する快進撃。そして念願のリオデジャネイロ五輪代表の座をつかんだ▼飯島町に住む奥原選手の祖母、宮下喜代子さん(78)が過日、同町の下平洋一町長に五輪出場決定を報告した。弊紙上伊那版が報じている。「負けん気が強く、他人を気遣える自慢の孫」と語った宮下さん。町長は「町としても誇りの選手」とし、エールを送った▼両膝のけがなど苦難もあった奥原さん。宮下さんも、孫娘が目標に掲げる金メダル獲得を願う一方で、「頑張りすぎるので、けがに注意してほしい」と案じている。遠いブラジルの地に、長野県からも力強い声援が届けられるだろう。

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