7月豪雨の教訓次世代に 箕輪で来月シンポ

LINEで送る
Pocket

国土交通省天竜川上流河川事務所(駒ケ根市)と箕輪町は、2006年7月の豪雨災害から10年の節目を迎えるのに合わせ、災害から学び、教訓を次世代に伝えるための天竜川シンポジウムを6月18日午後2時から、同町松島の伊那プリンスホテルで開く。経験を語り継ぐことで防災への意識を新たにする。入場無料。6月10日まで参加者を募集する。

06年の7月豪雨では、諏訪湖・天竜川上流部で観測史上最大の降雨を記録し、各地で土砂災害が発生。諏訪湖周辺は広範囲にわたる浸水被害に見舞われ、箕輪町内は天竜川の堤防決壊などで大きな被害を受けた。シンポジウムでは災害の教訓を体験者から学び、水防災を意識した地域づくりにつなげる。

基調講演では前国土地理院長で日本建設業連合会常務執行役の小池剛さん=箕輪町出身=が「進化する災害への備え」をテーマに、気象庁名古屋地方気象台次長の山下寛さんが「近年の雨の降り方の特徴について」をテーマにそれぞれ講演。続いて、当時、現場対応をした担当者や復旧に携わった人たちが「大規模災害に学び次世代に伝えること」と題してパネルディスカッションを行う。

シンポジウム参加には事前申し込みが必要で、希望者は所定の用紙に必要事項を記入して天竜川上流河川事務所管理課へ提出する(ファクス0265・81・6420、電子メールcbr-tenjyokanri@mlit.go.jp)。

同日はサテライト会場の箕輪町北島災害伝承公園で午前10時30分から、自由参加のイベントを開催。10年前の災害パネル展とクイズ、高所作業車体験乗車、照明車体験操作などを行う。午後1時30分ごろからと3時15分ごろからの2回、子ども向けの魚のつかみ取りがある。雨天決行。シンポジウム、関連イベントの問い合わせは天竜川上流河川事務所管理課(電話0265・81・6414)へ。

豪雨災害から10年になる今年は、防災を考える行事が各地で開かれる。岡谷市では7月にシンポジウムやパネル展などを行う。辰野町も防災シンポジウム(仮称)の開催に向けて準備を進めている。

おすすめ情報

PAGE TOP