「高遠学園」で地域教育 構想推進連絡会が発足

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高遠高校(伊那市)を地域づくりの拠点として支える「高遠学園構想推進連絡会」が25日、発足した。伊那市内の小中学校や保育園、同市高遠町公民館などが高遠高校との交流を充実させ、互いの教育を発展させる。各団体の代表者が集まった1回目の会合では、会長に市教育委員会の松田泰俊委員長、副会長に元高遠高校長で高遠町図書館の丸山富永館長を選出した。

これまでも高遠高は地域に出向き、体験型学習を進めてきた。同連絡会を立ち上げて組織化して市内全域に活動範囲を広げる。交流活動を計画的に継続し、対象を拡大し、内容を充実させる。

高遠高と高遠、長谷の両中学校は教諭を派遣し合い、合同授業を計画。高遠高の特徴のコース制を生かし、福祉や芸術、情報ビジネスの分野の校外活動で地域教育の振興を図る。

高遠高校で開いた初回の会合では、「構想は画期的で過疎の時代に合っている」「学習支援員として小学校で教えれば自信につながる」「年間計画ですり合わせをして進めたい」など、意見やアイデアが出た。

松田会長は「地域に残る貴重な人材を育て、なくてはならない高校。実学の信州教育発祥の地の財産を次の世代に引き継いでいこう」と呼び掛けた。

同連絡会は高遠高振興会の総会がある7月4日までに代表者による会合を開き、今年度の具体的な活動を決める。

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