高遠藩ゆかりの武具 町歴史博物館で特別展

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高遠藩ゆかりの刀剣や甲冑、馬鎧が並ぶ高遠町歴史博物館の特別展

伊那市の高遠町歴史博物館で12日から、第60回特別展「高遠に残る武具」(市教育委員会、同館主催)が始まった。同館所有や市内外の個人から借りた高遠藩ゆかりの武具約150点を展示している。12月9日まで。

城下町である高遠には高遠藩ゆかりの武具が多数残る。同館も所蔵しているが、今回は初めて一般にも提供を呼び掛け、「予想以上の品が集まった」(同館)という。

刀剣では「信州高遠住野溝彦右衛門源包正」の銘が入った刀や薙刀、弓、火縄銃、甲冑などが並ぶ。刀を手にした高遠藩7代藩主、内藤頼寧公の肖像画や8代藩主、内藤頼直公が的場の八幡社に寄進した馬鎧もある。

同館学芸員の福澤浩之さんは「高遠ゆかりの武具がこんなにたくさんあり驚いた。藩主や藩士から領民に下賜されたものもあり、大切にされてきた品で保存状態も良い。知らなかった武具の存在が広く知られ、城下町・高遠の歴史への理解が深まれば」と話している。

関連イベントとして10月20日、11月18日の午後1時30分からギャラリートークを行い、同館学芸員が展示史料を解説する。無料。11月10日午後1時30分からは日本美術刀剣保存協会の飯田俊久事務局長が刀剣に関する記念講演会を行う。無料。11月11日午後1時30分からは小学4年生以上を対象に、厚紙で兜(かぶと)のペーパークラフトを作るワークショップも行う。参加費は500円。

特別展の入館料は400円(小中学生200円)。上伊那地域の小中高校生は無料。開館時間は午前9時~午後5時。月曜休館。

問い合わせは同館(電話0265・94・4444)へ。

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