セイヨウタンポポ駆除 霧ケ峰自然環境保全協

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車山高原でセイヨウタンポポを抜き取る参加者

車山高原でセイヨウタンポポを抜き取る参加者

県や市町、地権者などでつくる霧ケ峰自然環境保全協議会は25日、外来植物の駆除作業を始めた。初回は茅野市の車山高原に侵入・定着するセイヨウタンポポが対象で、一般ボランティアを含む約40人が参加。道具を使って根こそぎ抜き取り、駆除量は約110キロに上った。霧ケ峰一帯で8月にかけて計6回行い、特定外来生物オオハンゴンソウなどを減らしていく。

昭和30年代前半の草原植生を目標とした「霧ケ峰自然保全再生実施計画」に基づく活動で3年目。参加者は、車山ビジターセンターのスタッフに、在来タンポポとの見分け方や、抜き取り方法を教わってから繁殖場所へ。除去後は抜き取り跡に外来植物の種子が再び入らないよう、土を埋め戻して丁寧にならした。

駆除量は昨年度の約70キロを上回ったが、「参加人数がほぼ倍増したためで、セイヨウタンポポの数は視覚的には減っている」と事務局の県諏訪地方事務所環境課。地元・車山高原観光協会も「協会による駆除活動と協議会の皆さんの尽力により、外来植物の減少が見受けられるようになった」と話した。

外来植物の駆除に続く形で秋には、地表への光を遮るササやススキなどを刈り、多様な植物種の生育を促す「草原再生モデル事業」を行う。協議会は引き続き作業協力者を募っている。問い合わせは同課(電話0266・57・2952)へ。

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