県立高・特別支援校にエアコン 20年夏までに

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県教育委員会は、2020年夏までに県立の高校と特別支援学校計100校すべての普通教室にエアコンを設置する。計画では特別支援学校13校と事前調査で教室の室温が高かった高校25校を優先し、19年夏までに整備。諏訪地域は諏訪養護学校が来夏までに、県立高校9校は20年夏までの完了を目指す。既に普通教室に完備されている花田養護は特別教室への設置を進める。

県教委が今夏、全高校を対象に実施した室温調査を基に優先校を選んだ。調査は7月上旬から夏休み前までの授業日に、暑いと感じた時間の室温を計測。室温35度以上の日が週1日以上か、30度以上の日が週4日以上あった学校と、特別支援学校の分教室設置校を優先する。

設置が完了するまでに2年かかることについて阿部守一知事は県議会9月定例会で「設計や工事の発注、打ち合わせ、設置後の完了検査など県職員が直接行わなければならない事務が多くあるため」と理解を求めた。来夏までに間に合わない学校は、扇風機の増設や設置済みの教室の有効活用などで対応する。

県教委によると、県立高校には同窓会やPTAの資金でエアコンを設置した学校が55校464教室ある。県は、これまで同窓会などが負担していた電気代や維持費、リース料を県負担とすることも検討する。移行時期は未定。

エアコンの整備推進は、8月の知事選で3選を果たした阿部知事が公約に掲げた。設計や工事費は概算で約41億円に上る見込み。県債など一般財源から支出する。

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