ボッチャで豊かな心を 母校に寄贈

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伊那西小の児童代表にボッチャの用具を渡す加藤さん(左)

長野パラリンピック銀メダリストで、障がい者スポーツの普及に携わる伊那市ますみケ丘の加藤正さん(49)が17日、母校の伊那西小学校にパラリンピックの正式種目「ボッチャ」の用具一式を寄贈した。同校では児童たちの交流やコミュニケーション力を養うツールとして活用する。

昨年の人権講演会で加藤さんからボッチャを教わり、障がい者スポーツに関心を持ち始めていたという児童たち。学校側が、児童の交流と豊かな心を育む機会に―と用具の購入を検討していることを知った加藤さんが寄贈を申し出た。

ボッチャは欧州で障がい者向けに考案された競技で、赤、青6球ずつのボールを投げたり、転がしたりしていかに目標球に近づけるかを競う。同校で行った贈呈式で加藤さんは「1年生から6年生まで同じルールで試合ができ、1年生でも6年生に勝つことができるユニバーサルな競技」と紹介した。

加藤さんは11月に講師として同校に招かれている人権学習での活用を提案し、「ボッチャの大会はどうか。僕も参加するので、僕に勝てるように練習してください」と呼び掛けた。全校児童を代表して受け取った網野優斗児童会長(12)は「いろいろなルールを覚えて、みんなで楽しく競技できるようにしたい」と礼を述べた。

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