寒天作り調査、紹介 海につながる新聞発表会

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茅野市と海のつながりについて発表する玉川小の宮坂健慈君と、宮川小の花岡日珠さん

海と身近な地域のつながりを学んで、成果を手作りの新聞にまとめた県内の小学生による「海につながる新聞発表会」が20日、長野市の県立大学であった。茅野市や塩尻市、大町市の小学1~6年生22人が、茅野特産の寒天など「海なし県の信州」が海から得る恩恵について紹介。国際的に深刻化する海洋プラスチックごみの問題も取り上げ、海を大切に守る必要性を伝えた。

海の環境保全に対する気持ちを育もうと日本財団が取り組む「海と日本プロジェクト」の県実行委員会が児童の学習を支援した。小学生たちは地域ごとにフィールドワークを行い、塩を内陸に運んだ「塩の道」や海草から作る寒天について調査。訪れた富山や新潟県では海岸でごみ拾いにも取り組んだ。

茅野市からは宮川、玉川の両小学校から7人が参加した。寒天の製造事業所を見学したり、寒天ゼリーを作って地元の夏祭りで提供したりして学びを深めた。発表会で「茅野は寒いから寒天作りに合っていた。海から遠いけど、寒天で海とつながっていた」と学習成果を記した新聞を読み上げた。

児童は海岸でプラごみを見つけ、川から流れ出たものが多いことを学んだ。新聞に「魚がすめなくなる海はいやだ」と書いた玉川小5年の峯村孟嗣君(10)は「身近な海を守るため、川へのポイ捨てをやめてほしい」と願っていた。

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