有毒植物は正しい知識で 岡谷商議所が研修会

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食用になる山菜と間違えた有毒植物の誤食による食中毒が相次いで発生していることを受けて、「徳本薬草のまち岡谷」の事業を進める岡谷商工会議所は26日、緊急薬草研修会を岡谷商工会館で開いた。県薬草指導員の武井末子さんが、「有毒植物と野の恵み?見て・知って納得」と題し、間違いやすい有毒植物について解説。参加した市民ら約25人が理解を深めた。

武井さんは、「植物の中には薬理作用の強いものがある一方で、使い方によっては有毒になるものがあり『薬と毒は紙一重』。芽生えや幼いころは見分けがつきにくいものが多く注意が必要」と指摘。過去の誤食事故の例から、ハンゴンソウなどと間違いやすいハシリドコロ、ニリンソウなどと間違いやすいトリカブト、オオバギボウシなどと間違いやすいバイケイソウ、セリとドクゼリなどを写真を示しながら紹介した。

県内では4月以降、中野市や伊那市でニラとスイセン、ノビルとスイセンを間違えて誤食した食中毒が発生している。武井さんは、「スイセンには臭いがないが、ニラにはニラ臭があり、ノビルにはネギのような臭いがある」「スイセンの根球はやや楕円(だえん)、ノビルはほぼ丸い」として見分けの注意を促した。

参加した岡谷市堀ノ内の中島喜佐子さん(70)は、「どうしてニラとスイセンを間違えるのだろうと思っていたが、改めて正しい知識を持つことが大切だと分かった。とても参考になった」と話していた。

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