日本酒発信 初イベント「酒ペディア」

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諏訪市内の酒蔵をネットで情報発信するために各蔵で情報を得る参加者=酒ぬのや本金酒造

酒蔵が並ぶ諏訪市内で27日、街中を歩いて日本酒の情報をインターネットで発信する「信州・酒ペディアin上諏訪」があった。県内外の20人が参加。国道20号沿いの酒蔵5蔵を中心に巡り、諏訪の日本酒文化や歴史の情報を得て記事にし、インターネット百科事典「ウィキペディア」で世界に発信した。

県立長野図書館(長野市)が主催。来月長野市で開く「全国発酵食品サミットinNAGANO」(実行委員会主催)のプレイベントとして初めて催した。まち歩き後は諏訪市図書館で、各蔵や同市などウィキペディアの該当項目を加筆または新設して編集作業した。館内の郷土資料で根拠や事実確認をして情報発信するため、館内の古い資料を活用する観点から、県内の図書館関係者が多く参加した。

市図書館での事前学習で、東京ウィキメディアン会所属でウィキペディア編集者のかんたさんが、同ネット事典の特徴を紹介。「忘れられがちなことを記録に残すことは大切。ネット上の文章と写真は簡単にコピーができるが、新しい可能性も生まれる」と話した。宮坂醸造(同市)の宮坂直孝社長も、酒造りや酒蔵が連携したまちづくりについて説明した。

酒蔵巡りで参加者たちは、各蔵の外観や店内を撮影し、事業主らから商品や諏訪の気候風土について話を聞いた。東京都の市川希美さん(34)は「日本酒が好きなので蔵を見るのは楽しい。諏訪の酒蔵しかない特徴を聞いて発信したい」と話していた。

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