高遠文芸賞 全国公募きょうから

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「高遠文芸賞」の募集開始に先立ち、詳細を発表する遠藤実行委員長

伊那市高遠町で本との出合いや町歩きを楽しむイベント「高遠ブックフェスティバル」を開催している同実行委員会(遠藤覚実行委員長)は、高遠に関する文芸作品を顕彰する「高遠文芸賞」を創設し、1日から全国公募する。10月31日に遠藤委員長が同市高遠町の観光施設「環屋」(旧中村家住宅)で会見し、賞の詳細を発表した。

フェスは市民有志でつくる「本の町高遠プロジェクト」が実行委員会を組織し、2009年から毎年開く。文芸賞の創設はプロジェクト内に高遠文芸賞実行委員会を設け、歴史・文化の薫り漂う「高遠」から、地方文芸賞の在り方を住民主導で考え、高遠の魅力や読書の素晴らしさを発信したい―と企画した。

公募作品の題材は「高遠をテーマとした作品」。応募資格は高校生以上で、プロ、アマは問わない。「短編小説」「短編エッセイ」「旅行記」の3部門で、A4版400字詰め原稿用紙5~20枚の未発表作品に限る。締め切りは2019年3月31日(消印有効)。県立歴史博物館の笹本正治館長、長野高校教諭で島村利正研究者の六川宗弘さん、遠藤実行委員長が審査し、全部門の中から「最優秀賞」1点、部門ごと「優秀賞」1点(計3点)と「佳作」数点を選出する。

来年6月末頃までに決定し入賞者へ連絡。7月に結果発表する。「高遠ブックフェスティバル2019」(9月15~17日)の中で表彰式を行う。入賞者には、フェスにも協力している手作り製本業の美篶堂伊那工場(同市美篶)が製本した入選作品収録本「高遠の本」を贈る。

応募要項のチラシは県内外の観光施設や図書関係施設に掲示。県内の高校にも配布する予定で、Webでも公開する。遠藤実行委員長は「良い本は人から人に伝わる。高遠文芸賞の中から心に残る作品が生まれ、高遠の宝になってほしい」と期待する。

同実行委では文芸賞を後援する協賛団体も募集する。問い合わせは同実行委員会事務局の環屋(電話0265・94・2251、午前9時~午後5時、木曜定休)へ。

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