アニメで観光活性化 来月プロジェクト発足

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アニメ観光に向けて新組織の立ち上げを決めた準備会

アニメや漫画、ゲームなどサブカルチャーを通じて県内の観光活性化を目指す任意団体「じげんの橋プロジェクト(仮称)」が、12月1日に発足する。茅野市や原村などから約15人が参加して10月31日に同市役所で準備会があり、規約を決め、代表者に市職員の竹上賢吾さんを選出した。会員間や制作会社、ファンの連携を図りながら、アニメや漫画の舞台を訪ねる「聖地巡礼」ツアーや、登場人物に扮する「コスプレ」のイベント、商品開発などを後押ししていく。

茅野市では2014年に市職員の提案を受け、市と市観光協会(当時)が「茅野市アニメ観光推進プロジェクト」を始めた。同市などを舞台にした女子高生の麻雀漫画「咲―Saki―」に着目し、同市や富士見町、原村など漫画に描かれた「聖地」を訪ねるツアーを企画した。

ツアーは今年2月までに計9回実施し、参加者は約150人に上る。市観光案内所に「咲」コーナーを設置したほか、市内洋菓子店「アニバーサリーチロル」がマージャンパイをかたどった「麻雀牌ケーキ」を作り、地元関係者や制作会社(版権元)などとの関係も構築してきた。

じげんの橋プロジェクトは、今年3月で市観光協会が解散したことを受け、これまでの成果を引き継ぐ形で発足する。ペンションや洋菓子店、飲食店、原村観光連盟、原村振興公社、ビーナスラインちの観光協会、アニメファンなど約15の個人・団体が参画した。諏訪地域だけでなく、小諸市や大町市など漫画やアニメの舞台を観光資源にする各地の団体とも連携し、県内アニメ観光の活性化を目指す。

プロジェクトは、地元ゆかりの漫画やアニメ、ゲームなど「二次元」の各種作品を通じてイベントやツアーの企画提案、関係者との連絡調整を担う。ツアーなどの収益事業は希望する会員が業者と契約して独自に実施する。情報発信用のホームページを12月までに開設する計画だ。

アニメ観光推進プロジェクトのリーダーを務めてきた竹上代表は「4年間のプロジェクトをこれからも続けていくために、ご協力いただいた皆さんと一緒に任意団体を作りたい。二次元の世界を活用し、県内の観光を活性化できれば」と抱負を語った。

入会の申し込み、問い合わせは、事務局のコミッシュ(info@yumishu.jp)へ。

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