伊那市中学生キャリアフェス 100企業出展

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伊那市内の中学2年生全員が参加した「キャリアフェス」。市役所ブースではクイズで仕事や市の魅力を伝えた

伊那市内全6中学校の2年生を対象にした「第1回伊那市中学生キャリアフェス2018」が2日、市民体育館で開かれた。地元の約100企業団体が一堂に会してブースを出展。生徒約650人は各ブースで地域や仕事に熱い思いを抱えた大人と出会い、職業や伝統文化に触れて地域を知り、自分自身の将来やふるさとの未来について考えた。

キャリアフェスは、2016年度に上伊那地方の産学官でつくる「郷土愛プロジェクト」が伊那中で行ったのをきっかけに、市独自に毎年1、2校で実施。今年度は産学官や生徒でつくる実行委員会が主催し、初めて全市に規模を拡大して開催。参加企業、団体を広く募集した。

実行委の生徒12人が企画したオープニングセレモニーで開幕した。体育館のメインアリーナ、サブアリーナにはブースがずらり。通り町一丁目商店会は包丁を研いで職人技を見せ、南信州アウトドア協議会は登山装備の試着を通じて山岳救助の大変さを教えた。ベーカリーハウスコフレでは、店長が中学生の頃の夢をかなえて西箕輪で開店したと話し、菓子庵石川では「食べるお客さんの顔を思い浮かべて」と菓子作りの体験で仕事のやりがいを伝えた。

生徒はグループで職業体験を楽しんだり、企業の担当者と1対1で語り合ったりと思い思いにブースを回り、地元で働く大人たちの情熱を感じ取った。

東部中の後藤綾音さん(14)は「こんなにもいろんな考えを持っ た大人たちがいると知らなかった。いろいろな選択肢が見えてきた」と話した。

実行委員長の武田育夫・伊那中校長は「これまで大人が子どもに思いを伝えることをあまりしてこなかった。この機会に、地域で生きがいを感じている大人がたくさんいることを知り、選択の幅を広げてほしい」と話した。

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