「空き家活用」解体、改修体験WS 岡谷市

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天井を剥がす作業に取り組むワークショップの参加者

岡谷市が主催する「空き家DIYリノベーションワークショップ」が10日、同市本町の空き家を会場に始まった。実際に解体や改修を体験し、空き家の新たな活用を考える全8日間の連続講座。初回は市内外から参加した5人が、天井を剥がす作業に取り組み、空き家再生のノウハウを学んだ。

体験を通じて空き家活用を考える場を提供しようと初めて企画。空き家の再生などに携わる古民家鑑定士の岩垂敏樹さん(58)を講師に招き、実際に空き家を使って解体や修復の技術を学んでいく。

会場は細い路地に面した元小料理屋の建物。空き家になってから17年余が経過しているといい、内部の6畳間をリノベーションする。初回は室内の古い建具類を運び出した後、天井を剥がして梁が見える吹き抜けを作った。参加者らはヘルメットにマスク姿で手順の説明を聞き、作業に汗を流していた。

市街地に放置されている空き家が気になり、ワークショップに参加したという市内の自営業男性(53)は「簡単な部分は自分たちで作業し、プロと一緒に協力してやればコストを抑えることもできるのでは」と期待。岩垂さんは「建て替えられないような場所では建物をリノベーションするしかない。いろんな提案ができるので古民家を持つ人は壊してしまう前にぜひ相談してほしい」と話していた。

ワークショップは今後、「天井いじり」(11、17日)、「壁いじり」(23、24日)、「床いじり」(12月1、2日)、「建具いじり」(12月8日)の日程で実施。搬出した建具の再利用も検討していく。

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