多世代型シェアハウス 原村にオープン

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多世代が助け合いながら共に暮らす新しい生活スタイルを提案する岩崎朋子さん

神奈川県で20年にわたり介護の仕事をしてきた岩崎朋子さん(55)が原村ペンションビレッジに、一軒家の中に個室と共有スペースを備えたシェアハウス(賃貸住宅)をオープンさせた。個室でプライバシーを尊重し、共有スペースで多世代が家族のように交流して共同生活するのが特徴だ。介護職の経験を生かし、若者から高齢者までが自立して助け合う場を目指している。

シェアハウスの名称は心(ハート)を通わせ、ともに生きる―との思いから「はーとも」。元ペンションの建物を受け継ぎ、改装はほとんどせず、客室をそのまま定住者用ルームとして活用。まきストーブのあるリビング・ダイニングルームを交流や食事をする共有空間とした。

現在は岡谷市出身の88歳女性が居住中で、11月からは40代の男女も入居するという。運営は夫と従業員の計3人で担う。

岩崎さんは40代の頃から、「介護にならない人を増やしたい」という思いを抱いてきたという。2016年に原村の別のシェアハウスに半年間滞在し、その可能性に注目。ペンションに空き家が増えていることも知り、他人同士が助け合い、認め合う場を作ろうと決意し移住した。

今後はミニ「デイサービス」も始める計画だ。別荘地に増えている一人暮らしの高齢者向けに、冬場だけ「はーとも」で暮らすライフスタイルも提案したいという。

岩崎さんは多世代で暮らすメリットについて「高齢者の安否確認になるし、人と話すことは認知症予防にもなる。若い世代には『おばあちゃんの知恵袋』のような知識を学んでほしい。夢を見つける場所にもなれば」と語る。

興味のある人は「はーとも」(電話0266・74・2038)へ。

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