広がる中尾歌舞伎ファン 長谷中生が活動報告

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自分たちで考えたPRグッズを紹介する中学生たち

学校や学級の活動として地域の歴史や文化を学んでいる中学生たちが16日夜、伊那青年会議所(伊那JC)の歴史探究事業で活動発表した。伊那市長谷中尾地区に伝わる中尾歌舞伎を残すために、PR活動をしている長谷中学校2学年は「中尾歌舞伎ファンクラブ」の取り組みを発表し、会員が約200人になったことを報告した。

ファンクラブは同市無形民俗文化財「中尾歌舞伎」を応援するために作り、会員を募っている。発表会では各班の代表がこれまでの取り組みや今後の計画を発表。考案したTシャツなどのPRグッズも並べ、活動をアピールした。生徒らはファンクラブ会員への特典や会報発行も研究中といい、会員カード・特典班の代表生徒は「ファンクラブに入っている方に喜んでいただけるような活動にしたい」と今後を展望した。

伊那JCは今年度、愛郷心委員会の事業として伊那、辰野、箕輪、南箕輪4市町村の中学校の取り組みを調査。地域の伝統文化や街の移り変わりを学ぶことで愛郷心を育んでいる活動を取り上げ、圏域内の中学生に紹介している。

委員会が選んだ活動は▽古田人形芝居を学ぶ箕輪中学校古田人形部▽伊那フェスを成功させた伊那中学校3年3組▽長谷中学校2学年の中尾歌舞伎ファンクラブ―の三つ。伊那商工会館で開いた発表会では、集まった中学生が意見交換する機会もつくった。

担当委員長の城倉賢一さんは「中学生にとって同世代の活動は刺激になると思う」と発表会の意義を強調。長谷中生の発表を聞いた伊那中学校の女子生徒は「PRすることも地域の伝統を守る活動なんだと思った」と述べた。

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