「トンボの楽園」整備 新山山野草等保護育成会

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伊那市新山の住民有志でつくる「新山山野草等保護育成会」は29日、地元の「トンボの楽園」で整備作業を行った。世界一小さいとされるハッチョウトンボをはじめ、さまざまなトンボが飛び交う湿地約2ヘクタールで、会員や市職員約30人がドラム缶を活用した浮き桟橋を新しく設置した。

ハッチョウトンボの生息地を守ろうと年2回、春と秋に行っている。今年で11年目。2006年に池に設置した木製の橋は、ハッチョウトンボの生態を考慮して防腐剤を使用していないため、くいや橋桁を中心に老朽化が進んでいるという。今回、腐敗しないようにプラスチック製のドラム缶を使い、浮き桟橋(長さ約40メートル)に作り替えた。

参加者は横にしたドラム缶約50個を池に浮かべて一列に並べ、針金でつなげた。ドラム缶の上に木の板を敷き詰め、くいに固定する作業に取り組んだ。草刈りも行った。

筒井弘事務局長は「会員の積極的な参加や市の応援もあって、ハッチョウトンボの数も増えている。環境を維持するためにどんな努力をしているか、トンボと一緒に見てほしい」と話した。ハッチョウトンボは5月下旬に羽化し、7月末まで見られるという。

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