ICT教育の公開授業 伊那市3小中学校

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公開授業でタブレット端末を使って地域学習に取り組む西春近南小学校の4年生

教職員でつくる伊那市小中学校情報委員会は19日、市内3小中学校で情報通信技術(ICT)教育の公開授業を行った。最先端技術を活用した授業や教育実践プレゼンテーション、講演会などを通じて市のICT教育の取り組みを紹介。市内外の教育関係者や信州大学の学生ら約60人が参観した。

市は2014年度、学校現場にタブレット端末を導入し、ICT教育を通じて児童生徒の主体性と創造性を育んでいる。公開授業は今年度2回目となった。

西春近南小では、4年生15人が総合学習の様子を公開。信州大学の協力で、小型無人機ドローンで校庭の上空から撮影した写真を使い、地域学習に取り組んだ。

児童は4班に分かれ、端末で月ごとの航空写真を見比べて畑の様子やビニールハウスの軒数などの違いを話し合った。端末の機能を使いこなし、画面上の写真やメモに気付いた点や疑問を書き込むと、電子黒板に端末の画面を写して発表した。

池上史花さん(10)は「簡単に写真を撮ったり貼り付けたりして、みんなの前ですぐに発表できる」とICT機器の長所を実感。担任の座光寺翔教諭は「教えていないことでも、自分から発見して学んでいく。それをみんなに発信したいという思いを強く感じる」と授業の感触を話した。

同大教育学部付属次世代型学び研究開発センターの東原義訓教授は「これからの社会は何が正解か分からない時代。知恵を出し、人の考えを聞いて新しい解決法を考え出す力を伸ばしてほしい」と期待した。

長谷小と伊那中でも授業を公開。同中を会場にして教員7人による教育実践の報告や東原教授の講演会を行った。

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