旧信濃山荘解体4050万円計上 諏訪市

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解体工事費として諏訪市が4050万円を補正予算案に計上する旧信濃山荘

諏訪市は、同市霧ケ峰強清水の市有地に立つ旧信濃山荘について、解体工事費などとして4050万円を計上した2018年度一般会計補正予算案を26日開会予定の市議会12月定例会に提出する。解体費の財源に関しては寄付などは募らず、市の一般財源を充当する方針。跡地の利用方法は「未定」としている。

霧ケ峰にある旧ホテル・旅館は老朽化に伴う景観面、安全面の問題が指摘され、市議会から早期撤去の要望が出ている。市財政課は「建物が朽ちて倒壊の危険性も少なからずあるので早期に解体したい」とし、募集に時間を要する寄付などは実施しない考え。今年度に入札や請負業者との契約などを行い、来年度に解体する意向で、「観光シーズンの夏までには取り壊したい」と話している。

同山荘は1972年の建設で、83年に増築した。鉄骨造り地上2階地下1階で、延べ床面積は約1160平方メートル。市は99年に相手方と、建物の所有権を放棄し、更地にして市に返す土地明け渡し合意書を取り交わしたが、すでに法人が解散し、清算人も亡くなっている。

市営霧ケ峰スキー場周辺に建つ霧ケ峰旅館組合加盟の宿泊施設の関係者は「観光地の景観を損ねているし、防犯上も問題がある建物。(解体費の予算化を)歓迎したい」と話す。

霧ケ峰の市有地に建つ旧ホテル・旅館の建物3件のうち、残る2件について市は「信濃山荘を優先的に取り組んでおり、残る建物は今後検討したい」としている。

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