手長神社で「御柱お休め」 氏子ら慎重作業

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徐々に横になる手長神社の御柱。完全に横になると、歓声も上がった

徐々に横になる手長神社の御柱。完全に横になると、歓声も上がった

諏訪市茶臼山の手長神社で29日、前回御柱祭(2010年)で建立され、役目を終わった御柱を横にする「御柱お休め」があった。4本の柱のうち、一之柱と二之柱の2本をこの日まず実施。柱の曳行を担当した氏子らが見守る中、慎重に傾けられた。

御柱休めの神事を氏子総代ら参加者全員で行ったあと、柱ごと作業。一之柱を担当した第二ブロック(北沢一、二、角間新田など)は約80人が参加した。赤松の御柱は長さ16メートル70センチ、目通り周囲約3メートル。経験者がロープとワイヤを使い根元を掘り徐々に横にした。

前回御柱祭の第二ブロック委員長の浜野吉道さん(69)は「きょうはお休めを見守りたい」と話した。作業前には「皆さまご無事でお願いだー」「協力一致でお願いだー」と市木遣(きやり)保存会の上諏訪地区メンバー8人が安全祈願の木やりを響かせた。

作業に先立ち宮坂清宮司は「先人たちは単に倒すのではなく、里を見守っていた御柱にお休めをしていただく―という考え」とした上で、「こうした気持ちで感謝してもらえれば」と希望した。清野善行・氏子総代会長は「いよいよ手長神社の御柱祭が始まる」と語った。

6月4日には4ブロックが曳行担当の御柱を決める抽籤(ちゅうせん)式がある。本見立て、伐採のあと9月18日に山出しを行い、里曳(び)き(建て御柱・根固め含む)は同月24~26日の3日間を予定している。

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