木曽福島駅―南ア戸台口 新季節バス運行

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伊那谷と木曽谷を結ぶ地域間交通として伊那市は今夏、南アルプス林道バスの基点となる同市長谷の戸台口とJR伊那市駅、JR中央西線の木曽福島駅(木曽町)を結ぶ乗り合い路線バス「パノラマライナー」を期間限定で運行する。ジェイアールバス関東に業務委託。午前、午後の便を設定し伊那市駅―木曽福島駅間は1日2往復し、戸台口までは1日1往復する。買い物などの利便性向上を図るほか、山岳観光振興にもつなげる。

30日の定例会見で内容を発表した白鳥孝市長は「中京、関西方面からもアクセスしやすくなり、多くの人に利用してもらいたい」と期待した。運行日は計23日間。7月は16~18日、23、24日。7月30日~8月16日は毎日運行する。

午前便は伊那市駅8時40分発、木曽福島駅に9時30分着。同駅を再び9時40分に発車し、伊那市駅着が10時20分、戸台口には11時5分に到着する。午後便は戸台口4時55分発、伊那市駅5時25分、木曽福島駅に6時20分に到着。再び同駅を6時30分に出発し、伊那市駅に7時20分に到着する。料金は片道で伊那市駅―木曽福島駅が1200円、戸台口―木曽福島駅が2000円。

午前、午後便で往復日帰りした場合、伊那で7時間、木曽で9時間ほど滞在でき、近隣観光や交流、買い物など地域の足としての役割を果たしていく。

木曽福島駅では名古屋発着の特急ワイドビューしなの、戸台口では林道バスに接続し、中京や関西方面からの誘客につなげる。

国道361号権兵衛トンネルを利用し、伊那と木曽を連絡する路線バスは2008年度に1年間運行されたが、今回はルート上に他の乗降場所を設けず、伊那と木曽の直通で利便性を図る。

同市は南アへの誘客として一昨年から戸台口とJR茅野駅(茅野市)を結ぶ「南アルプスジオライナー」をジェイアールバス関東と協力して運行している。今回のパノラマライナー運行も、ジオライナーが好評なことが要因の一つで、実証実験でデータを集めながら今後につなげる。

同市は、運行委託費など関連費用218万円を6月市議会に提出する補正予算案に盛り込んだ。

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