眠っていた天体望遠鏡を復活 15日に観望会

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大型天体望遠鏡の見え具合を確認するメンバー

茅野市八ケ岳総合博物館の収蔵庫に長年保管され、利用されていなかった天体望遠鏡が復活し、15日午後7時から観望会が同館で開かれる。諏訪地方のアマチュア天文家が所有していてもわずか―とみられる口径450ミリの大型反射望遠鏡で、同館市民研究員天文グループのメンバーが館外に望遠鏡を出し星空を観察。観望会に使えることを確認した。

この望遠鏡は全国展開する大手空調メーカーが同市蓼科の保養所に設置していた。保養所によると、社員が長年活用していていたが古くなりオーバーホールして「見える状態にして」10年ほど前に寄贈したという。市民研究員によると、望遠鏡は1990年代に米国のメーカーが製造したとみられ、参考価格は188万円だった。一部で不具合があるものの、保存状態は良いという。

同館は、観望会を同市北部生涯学習センターの天体望遠鏡を利用して定期的に開いている。望遠鏡が故障したため館内の望遠鏡を点検している際、見付けた。口径が大きいほど、周囲の細かな星までくっきり観察できるといい、11月の観望会で試験的に使用。12月15日の観望会で本格的に使えるか検討していた。

1日には、望遠鏡を夜空に向け市民研究員がアンドロメダ星雲などを観察。白鳥座のくちばしに当たる二重星のアルビレオのオレンジ色と青色の二つの星も確認した。市民研究員の岩波和久さん(55)=岡谷市長地柴宮=は「これまで以上に今まで見えないものが見えてくる」と話し、眠っていた望遠鏡の活用に期待した。

15日の観望会は、ほかの天体望遠鏡も用意。若宮崇令館長が解説し、研究員メンバーが補助して星空を観察する。参加は無料だが、事前申し込みが必要。問い合わせは同館(電話0266・73・0300)へ。

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