耕作放棄地活動表彰 「田原」が会長賞

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白鳥孝市長に受賞を報告する中村博組合長(右)ら

白鳥孝市長に受賞を報告する中村博組合長(右)ら

全国農業会議所などが主催する「第8回耕作放棄地発生防止・解消活動表彰事業」で、伊那市東春近の農事組合法人田原(中村博組合長)が「全国農業会議所会長賞」を受賞し、5月31日、白鳥孝市長に報告した。

同法人は2004年に地元の農家55人で設立。当時は養蚕が行われなくなった後の桑畑の荒廃が課題となっていたことから、10年に遊休農地解消に向けた取り組みが提案された。11、12年度に国の耕作放棄地再生利用緊急対策交付金を活用して再生作業に着手。設計から施工まで全て地域住民が行う「田原方式」で約17ヘクタールを再生した。現在の組合員数は83人で、麦やリンゴ、ブロッコリー、ネギなどを栽培している。

この日は中村組合長(64)ら3人が市役所を訪問。表彰状を披露し、受賞の喜びを語った。白鳥市長は同法人が栽培した農産物も高い評価を受けていることを指摘し「地元の皆さんのアイデアが入り、確実に固定客をつかんでいる」とたたえた。

中村組合長は「自分たちの農地を守る取り組みが評価され、ありがたい。今後も荒らさないよう次の世代に引き継いでいきたい」と気持ちを新たにしていた。

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