岡谷市小坂区が同意 諏訪湖SAのスマートIC

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今井竜五市長に報告書を手渡す小坂区長(左)

岡谷、諏訪両市が進める中央道諏訪湖サービスエリアへのスマートインターチェンジ(IC)設置計画について、地元の岡谷市小坂区でつくる研究・検討委員会(委員長・小坂勝郎区長)は4日、区として正式に同意する検討結果を今井竜五市長に報告した。11月28日に開いた臨時区民総会で計画の賛否を問う投票を行い、大多数の区民から賛同が得た経過を説明。今後、整備の早期実現に向けた取り組みと、地元住民の意向に沿った事業の推進を市に求めた。

スマートICに接続するアクセス道路のルート案は、小坂区の県道岡谷茅野線の小坂交差点から釜口水門側へ約200メートルの場所に交差点を新設。そこから中央道の高架橋を通って諏訪市の県道諏訪辰野線につなぐ。

計画案をめぐっては昨年2月に提示されたルート案(ルート帯)で10軒ほどの家屋が移転を求められる見通しとなり、区側は家屋への影響をできる限り少なくするよう要望。今年4月に示された具体的なルート案では影響を受ける家屋が5軒に半減したことなどから、研究・検討委員会では計画案への同意を決めた。臨時総会は区民に最終判断を仰ぐ目的で開催。全336世帯に投票を呼び掛け、委任状を含めた賛成が237票、反対は33票だった。

報告書を手渡した小坂区長は「非常に多難を極めたが区民の賛成多数で賛同を得られた」とし、区民の意見として地権者への丁寧な説明・対応や環境面での配慮、交通安全対策などを求めた。今井市長は「重い決断をしていただいた」と述べ感謝。「地元の強い要望をいただいたので、応えなければならない」とし、国県や関係機関との連携を図りながら事業を推進する考えを示した。

区は研究・検討委員会を解散し、整備に向けた対策委員会を設置する考え。小坂区長は「年内に結論が出てうれしく思う」とし、今後は対策委委員会を通じ「条件面など区民の要望を吸い上げて行政に上げていきたい」と語った。

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