子どもに郷土愛を 駒ケ根で産学官交流会

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産学官の関係者が集い、キャリア教育を考えた交流会

産学官の関係者が集い、キャリア教育を考えた交流会

上伊那地域の産学官関係団体でつくる「郷土愛プロジェクト」(会長・向山孝一KOA会長)は5月31日、第3回キャリア教育産学官交流会(郷土愛めぐり)を駒ケ根市東町のアイパルで開いた。企業や学校、行政関係者ら約250人が参加。「ふるさとへ心を」をテーマにワークショップや事例発表を行い、時代を担う子どもたちの育成について考えた。

郷土愛を大切にした次世代教育や地域づくりを推進する目的で開催。主催者のあいさつで向山会長は「伊那谷には郷土愛を大切にする文化、伝統、歴史がある」と指摘し、子どもたちがふるさとの価値を知ることで「どこで教育を受けようとも戻ってきて、この地域を受け継いでいくという恩返しができるよう育成したい」との思いを語った。

交流会は自己紹介や歓談の時間を挟み、親睦を深めながら進行した。教育、行政関係者へのインタビューで県中学校長会の会長を務める武田育夫伊那中学校長は「キャリア教育は量より質を求めるステージに入りつつある。仕事を体験することも重要だが、働く人を見て考えることも大事」と指摘。地域と学校が一緒に子どもたちを育てる上で「まだまだ学校は守りに入っている。意識を変えていくことが課題」とした。

事例発表では高校、行政、企業、PTAの関係者がそれぞれの取り組みを報告した。駒ケ根工業高校(駒ケ根市)は代表の生徒と教諭が工業系の技術を生かした地域貢献活動や先端研究の成果を発表。地元企業への就職、定着率が高い同校卒業生の進路状況を説明し、「在学中に地域企業のPRを積極的に行い、県外進学者のUターンを促す取り組みが必要」と訴えていた。

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