飯島中生と信大減災C 臨時FMの電波調査

LINEで送る
Pocket

町内を歩いて電波状況を調べる飯島中3年1組の生徒

防災の学習に力を入れる飯島町飯島中学校3年1組と信州大学地域防災減災センターは6日、町内で臨時災害FM局の試験放送を行い、電波状況を調べるイベントを開いた。生徒が町内各所に散らばって聴取範囲や感度をチェック。住民にも広く呼び掛けて展開し、災害時のライフラインになる情報受容について、地域ぐるみで理解を深めた。

同学級は1年次から総合学習で防災に取り組み、避難所生活の疑似体験や炊き出し訓練、募金など幅広く活動。今回のイベントはその学習の集大成で、自分たちでラジオを作ってこの日の“電波キャッチ”に臨んだ。

総務省信越総合通信局が町文化館に臨時局を開設。生徒らは5班に分かれて、文化館から半径500メートルほどの範囲を歩きながら、臨時局の放送を受信した。その後に生徒全員が集まり、受信状況を地図に落として相互に発表。地域を歩いて気付いた危険箇所も合わせて報告した。

「国道沿いは聞こえづらい」「住宅密集地や林があると電波の状態が悪かった」「普段は意識していない場所も、災害時に危険になりそうな所があった」などと感じたことを出し合い、一つのマップにまとめた。

仲間と一緒に積極的に取り組んでいた宮脇祐久さん(15)は「回線が集中することがないFM電波は、災害時に有効だと知ることができ、臨時災害放送局の重要性も学べた。今後も地域の防災に率先して取り組み、経験を生かしていきたい」と話した。

地域防災減災センターの菊池聡センター長は「自分の住む地域を知ることは大切」と話し、防災を含めて身の回りから学ぶ大切さを生徒たちに説いた。

おすすめ情報

PAGE TOP